プロの整備士として大事だと考えている事。

■ 2020-06-07

バイクショップStrategyのエリアマネージャー兼ブログ担当の前田です☆

今日は中央店に助っ人メカニックとして勤務しておりました♪

 

実は久々の整備作業なので思った通りに手が動くか少し不安な中、YB-1のマフラー交換作業やFスプロケット交換作業を開始しました☆

思ったよりもスムーズに出来ましたが、整備の作業は少し間が空くと直ぐには手の感覚が戻らないものです。

 

整備士でも重要とされる「丁寧・正確・迅速」と言う三つの言葉があります。

 

「丁寧・正確」はむしろ当たり前の事なので、この「迅速」と言う言葉が一番に意味のある言葉だと自分は考えています。

 

 

何故なら、お客様からお金を頂いている以上は自分達はプロの整備士だからです。

 

例えば、どれだけ良い仕事が出来ていたとしても、ダラダラと決められた工数の何倍もの時間がかかったのであれば、それだけの人件費が必ず発生します。

 

そして、その代償を支払うのはお客様か会社のどちらかです。

 

もちろん、当社の場合は「決められた工数」でしっかりと工賃を算出しているのと、整備士の力量不足でかかった時間は絶対にお客様に請求しない様な環境や教育を心がけております。

 



その場合「ダラダラ整備士」のツケを会社が払い続ける事になります。

その目に見えづらい負担は、工賃で利益の殆どを上げていると言っても過言ではない整備士業界では致命傷です。

 

そして、それはいつか巡り巡ってお客様への負担になる可能性も少なくないです。

 

ですので、当社では徹底してこの迅速の重要性をスタッフに理解するように教育してます。

 

 

もちろん「迅速」だけは一番NGですよ( *´艸`)

特に当社の整備士は自分を除くと全員20代と若いスタッフばかりです。

まずは「丁寧で正確」作業を優先的に行う努力をしてもらい、「迅速」常に意識して作業するようとしつこく言っています。

 

ストップウォッチまで買ってきて、「余裕がある時はこれで正確に時間を計りなさい」なんて事も言っています。しつこ過ぎですかね?( *´艸`)

 

そして、スタッフが成長するまで「迅速」の穴を埋めるのも指導者の役目だと考えてます。

 

 

そんなこんなで久しぶりにセローのタイヤ交換等も行いました♪

 

久しぶりにやるとこんなに疲れるものなんだなあと実感してます( 一一)

 

でも自分が整備士になったのは、やっぱり今でもバイクの整備したかったからが一番です!

 

最近は事務仕事に追われてましたが、事務員さんも数名入ってくれたので少しずつ現場に出れる時間は増えてくると思います♪

 

「丁寧・正確・迅速」

 

整備士として、この三つが身に付くようになるには最低でも3年はかかると思います。

 

今年も新入社員が2人入ったばかりなので、まだまだ3年くらいは背中で語って参りたいと思います!笑


私も含め、ストラテジーはまだまだ成長していきますので、今後もよろしくお願い致します☆